看板犬のベアです。

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2代目看板犬バーニーズマウンテンドッグのベア(BEAR)です。食欲旺盛約50キロ図体はでかいですが、すごい甘えん坊、少しビビりで、お腹が弱く、看板犬に不向きな人見知りですが、とっても優しくて、怒ることがまず無く、ちょっとした仕草がピーターパンに出てくるナナトゥーに似ていて、ものすごい力持ちの7歳の男の子です。

超大型犬の7歳は人間で言うとだいたい69歳位になるそうです。気がつくと、いつの間にか家族の一番年上になってしまいました。

我が家が里親となって、生後11ヶ月で家族の一員となりました。来た時点で体重は42キロあり、しつけが余りされていなくて、有り余るパワーで、それはもう毎日が大騒ぎの連続でした。

口に入りそうなものはすべて隠すか届かない上にあげ、犬のおもちゃをあげれば瞬間に破壊し、家のフローリングは毎日おしっこの海と化し、水を飲めば、半分以上こぼしているんじゃないかと思えるほど1メーター四方にばらまき、家内は、DVが疑われような青タン赤タンを作り、何度かキッチンの隅で、私には無理と泣いていました。

兎に角、このもの凄いパワーを何とかするため、1時間以上の散歩に毎晩連れ出して、最初はぐいぐい引っ張っていたのが、それでも次第に横について歩けるようになりました。大分落ち着いてきたので、誰もいない夜の砂浜でリードを離したら、急にテンションが上がり、極寒の冬の海に飛び込んでしまう失敗などもありましたが、1年2年と時が過ぎていき、3歳位から次第にあまり手がかからない、落ち着いた状態になっていきました。

今は7歳となり、娘が買ってくれた犬用高反発ベッドなどで、横になっている時間がかなり増え、いたずらをすることも無く、穏やかな表情で寝息をたてているのを見ると、来た当初の騒ぎが、うその様で懐かしく、またそれと共に、あっと言う間に歳をとってしまったという寂しさを感じます。

バーニーズは「3歳までは幼犬、6歳までは良犬、それ以降は神様の贈り物」と言い伝えがある短命の犬種だそうです。それでも先代サンディは13歳まで生きてくれました。サンディが虹の橋を渡った時は家族皆、涙涙で家のティッシュペーパーがあっという間に無くなりました。その数か月後に縁あって我が家にベアが来てくれて、どれだけ家族が救われたか。ベアにはまだまだまだまだ長生きしてもらわなければ・・・

ベアは掛け替えの無い大事な家族であり、我が家のまさに Great Healer  やすらぎと癒しをくれるとっても大きな存在なんです。ベア、我が家に来てくれて本当にありがとう!